平成24年2月定例議会 みんなの党大津トピック

ホームブログ>平成24年2月定例議会 みんなの党大津トピック



こんばんは!
みんなの党の大津市議会議員 藤井哲也 です。

2月議会が先週金曜日(16日)に閉会して早くも1週間が経とうとしています。
今週は溜まっていた会社関係の業務を一気に進捗させています。

先の議会についてトピックを何点か。


【トピック1】一般質問では公務員厚遇について取り上げました。

公務員厚遇に関して、「年功序列型人事制度の改善」、「出張旅費のうちの宿泊料」、「住居手当のうちの持ち家手当」、「残業手当」についてを取り上げました。

年功序列型人事制度については、昨年の当選直後の6月議会から一貫して議会で取り上げてきており、今回で3回目となります。
分限(解雇)されるような事案や、減給されるような不祥事さえ起こさなければ、年齢に応じて一定の給与まではほぼ自動的に上がっていく公務員給与制度。形だけ能力評価、業績評価がなされていますが、ハッキリ言って形骸化しています。形骸化した人事制度が残っているだけ業務量が増え現場の負担感は高まります。
この問題について、結局のところ どのような内容のものになるのか、いつまでに導入をするのかを少し突っ込んで聞きました。

宿泊料については、出張にいけば定額で10900円が支給されます。民間では総務部が代わりにチケットをとったりしています。またはある程度小さい会社だったら実費精算払いです。ネットで見る限り、東京のビジネスホテルでも10900円あれば、すごいホテルに泊まれます。普通のチェーンのビジネスホテルなら6千円~9千円で泊まれます。無駄な税金を1回の出張あたり数千円使っていることになります。

住居手当のうちの持ち家手当は、持ち家を持っている人に対して大津市の場合は月二千円支払われています。たった二千円といえばそれまでかもしれませんが、チリも積もればです。
本来の持ち家手当の根拠としては、「畳などの修繕のため」に設けられたと国が言っており、そうした意味合いもなくなってきたので、国では持ち家手当を廃止しています。大津市でも続ける根拠はありません。即刻、この無駄をなくすべきです。



【トピック2】提出議案にはすべて賛成しました。

今回の議会では来年度(平成24年度)当初予算議案と、平成23年度補正予算議案が提出されました。
審議の結果、すべての議案に賛成をしました。しかし、使い方には一言申し上げたうえでの賛成としました。
特に「賛成討論」で申し上げたのは、「恣意性が高い県人事委員会の勧告に基づく、職員給与改定率での職員給与は改めるべき。」とのことです。
上場企業と比較してもそん色ないというか、上場企業の平均以上の、平均給与を大津市職員はもらっておきながら、「高くない」というのは感覚がマヒしています。バッシングするつもりはあまりないのですが、普通に考えて「もっと仕事をしろよ」と声高にいいたい。悪水準に合わせるのは問題という公務員もいますが、市民から納得されない行政は信頼性が失われます。市民と同じ感覚で仕事をやってもらうためには、民間準拠というのは非常に重要だと思います。
議会ではかなり我慢していますが内心は本当に怒り心頭です。しょうもない仕事ぶりを見るたびに怒りがこみ上げてきます。「だらだら勤務中にしゃべってるなあ。もっときびきびと仕事をしてもらいたいなあ。朝イチから喫煙スペースに集まって煙草を吸っているのはどうなんだろうか。」(←心の叫び)などなど。



【トピック3】意見書「消費税増税に反対する意見書」に反対しました。

まず立場を申しておきますと、当然ながら現段階での消費税増税は大反対です。ゆえに請願の「こんな時に消費税増税は行わないこと との意見書の提出を求めること」については賛成をしました。
しかしながら、今回市民の方から提出された請願を受けて、ある会派が提出した意見書は明らかにその請願趣旨とは異なる文言が書かれております。以下、気になるところを掲載します。



軍事費やルールある経済社会など、私の中では(みんなの党の考えからしても)同意できない文言があり、意見書には反対しました。しかし、消費税反対の意見書を出すべきという請願には賛成していますので、次回議会では、消費税反対の意見書を提出します。



議会閉会日には、人事案件がありました。
環境部長だったF部長が、税務長に異動というものです。登壇部長ではなくなるということで、それが市長のF部長への評価なのでしょうか。市長が持っている最大の武器は人事権だと思います。
すでに4月の人事異動の内示は出ていると聞いています。大幅な異動がなされるようですが、それは市民の方向を向いた人事権の使用であってもらいたいと思います。
次の議会(6月)までは3カ月あります。いろいろと調査、そして準備を行っていきます。


▲ページのトップへ