2014年大河ドラマに明智光秀が浮上?!

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おはようございます!
滋賀県の大津市議会議員、藤井哲也 です!

去る9月20日に、観光振興特別委員会が開催され、市の観光振興の「アクションプラン」に対する提言作りに向けて議論を致しました。
それより前に、市内各所の宿泊施設(ホテル、旅館)に訪問させて頂き、私は雄琴地区の3ホテル、旅館の会社経営者に市への観光施策に関する要望等についてヒアリングをさせて頂きました。
以下のようなご意見を宿泊施設の方々から伺いました。

● ミシガンやビアンカなどの大型客船が雄琴港に入れれば観光資源として大いに魅力的になるし、浜大津と航路を結ぶことで湖上観光及び両地点の行き来が生じて消費活動を活性化できるのではないかと考える。そのため、防波堤を改修して頂きたい。
● 市が観光振興のための「アクションプラン」を策定するのは結構だが、まずは「目標値」を出してもらいたい。目標なくして施策はないし、検討、分析、再企画というサイクルもありえない。ざっくりとしたプランではなく、しっかりとした計画になるようにしてもらいたい。
● 市職員の人事異動が早すぎて、ようやく人の顔や観光行政に詳しくなってこられたタイミングで異動されてしまうので、本当の意味で観光振興ができない。
● 観光振興に特化したプレス対応の人をつくるべき。広報の方が対応しても市の観光地の本当の良さを伝えきれない。観光のプロパーの方が対応すべきだと考える。
● 「アクションプラン」作成は、行政の人だけでやるのではなく、観光事業者も交えて作るべき。行政の人がインターネットで調べたことだけで作ろうとしている。観光事業者の実態の話を聞くべき。本当に求められていることを計画にのせてやって頂かねば無駄に終わる。
● ウォーキングの町ということを大々的に宣伝してほしい。

というようなことです。(上記は一例)
「アクションプラン」は12月に市議会に提出されると聞いています。
それまでに市議会の観光振興特別委員会でも観光事業主の声なども含め、提言をまとめていきます。



さて、先日 「2014年大河ドラマに明智光秀が浮上」ということをメディアを通じて知りました。

2014年のNHK大河ドラマについて、戦国武将の明智光秀を主軸に描くプランが浮上していることが18日、分かった。複数の関係者によると、8月上旬までに光秀の名前が有力候補として挙がり、局内で検討されていたという。 (朝日新聞記事より抜粋)
http://www.asahi.com/showbiz/nikkan/NIK201209190014.html

明智光秀は滋賀県大津市とは非常に縁が深く、今後の動向を注視していきたいと思っています。
というのは、ご存じのとおり、1571年に比叡山焼き討ちが織田信長によって為され、その後 交通の要衝であり、比叡山、坂本を治めるための拠点でもある坂本の地を含む近江国滋賀郡が明智光秀に与えれ、そこに「坂本城」を築城しました。ルイスフロイスによると、安土城に次ぐ豪華華麗さだったということです。
その後、山崎合戦で光秀が敗れると、娘婿の明智秀満が坂本城を攻囲され火を放ったとされています。
坂本城の資材を使って、秀吉が大津城を築城したのが1586年。関ヶ原の戦い後1601年に、大津城が廃城となり、その資材の一部が彦根城と膳所城に使われることになりました。

光秀の出身地である岐阜県や、光秀の所領であった丹波国(亀岡や園部、八木、綾部、福知山など)、京都市の本能寺などの縁ある観光地と連携していければ、大々的なキャンペーンを打つことで、大きな経済効果も期待できると思います。
一観光施設、宿泊施設ごとに観光振興策を出すのは限界があるので、琵琶湖大津観光協会や京阪電鉄さん等とも連携をとり、行政主導で盛り上げて頂きたいと思います。




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