大津市議会 平成23年5月定例議会 提出議案

ホームブログ>大津市議会 平成23年5月定例議会 提出議案

みんなの党の大津市議 藤井哲也 です。

いよいよ明日開会に迫ってきました大津市議会の5月定例議会です。議員は市民の代表として、議会で市長や執行部(市のえらいさん方)に質問をすることができます。

議会の流れとしては

① 大津市から議案が提出され、それぞれの議案について説明がなされる。
(定例議会の1週間前に開催される議会運営委員会で提出議案が説明され、前日までに各会派ごとに詳細説明がなされます)

② 議案に対して、大津市議が大津市に対して一般質問をし、市側が答弁をする。
(一般質問は一人の議員に対して60分間とされています)

③ 一通り市議の一般質問が終われば、常任委員会に議案の性質によって振り分けられ、委員会審議を行う。
(大津市議会には、施設常任委員会、生活産業常任委員会、教育厚生常任委員会、総務常任委員会の4つの委員会があります)

④ 本会議にて各議案の採決が行われます。(議会最終日)


以上のような流れになります。なお質問には「質疑」と「一般質問」があるらしいです。つまり、「質疑」は市提案の議案に対する質問のことで、一般質問は市政全般に関する質問のことです。

今回の定例議会に提出されている議案は、下記のとおりです。
(1年の初めに出される議案が第1号なので今回は第71号から開始されます)

第71号 大津市職員の育児休業等に関する条例の一部改正
→非常勤正社員(近隣地方自治体とシェアして雇用する医者などが該当するそうです)に対して育児休業を認めるかどうかという議案です。

第72号 大津市特別職報酬等審議会条例の一部改正
→大津市には特別職がいくつかあります。市長、副市長、議員はじめ、選挙管理委員会
や公平委員会などです。今回はそれら特別職の報酬について月額制がそぐわない職が
あるため、日額制に切り替えるなどを協議する審議会を設けましょうというものです。

第73号 大津市市税条例の一部改正
→東日本大震災に伴い大津市に移住してこられる(現在3軒あるそうです)方に対して、
住宅ローン控除を引き続き行うことなどの救済措置になります。

第74号 大津市総合保健センター条例の一部改正

第75号 大津市つどいの広場条例の一部改正

第76号 大津市立老人憩の家条例の一部改正

第77号 大津市斎場条例の一部改正
→大津市がこれまで運営してきた斎場を指定管理にしようというものです。
指定管理というのは、ある一定の額で施設運営などを民間の業者に任せよう
というものです。大津市が運営してきた斎場はこれまでいろいろな問題が
あったようです。

第78号 訴えの提起(市有地の賃借料滞納者に対する明渡請求等)

第79条 訴えの提起(市営住宅の家賃滞納者に対する明渡請求等)
→3件の悪質な家賃滞納者に対する明渡請求を裁判所におこすというものです。
生活が苦しいなか明渡を求めるのは申し訳ないのですがなんとか和解して
もらいたいと思います。

第80条 民事調停
→緊急搬送の際に市民に骨折をさせたことに対する民事調停です。
医療費等に相当する200万円強の和解金を支払うことで大津市が提案しています。

第81号 町の区域及び名称の変更並びに字の廃止
→大津市の伊香立と真野佐川の一部を「山百合の丘」に名称変更されます。

第82号 市道の路線の認定

第83号 市道の路線の廃止

第84号 市道の路線の変更

以上14個の議案が提出されます。

現在わたしは一般質問に向けて準備中です。一般質問したい項目をエクセルにまとめ、口語調にワードなどを用いて文面にしたものを事前に市側に提出しなければなりません。(事前通告と言います)この締め切りが議会がはじまった翌々日の正午(今回で言えば6月2日の正午)になっています。私の中ではおおよそ初めての議会で聴きたいこともまとまってきました。

ちなみに定例議会はインターネットで配信されます。ぜひとも私の一般質問をご覧いただけましたら幸いです。事前に私の出番(何日の何時ころか)がわかりましたら本ブログでもご案内させて頂きます。宜しくお願いいたします。

▲ページのトップへ