大津市の隠蔽体質は早期に改善してもらいたい。

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おはようございます。
滋賀県大津市議会議員 藤井哲也です。

昨日、大津市議会6月通常会議が閉会しました。
また採決等の結果については、改めてご報告申し上げます。
そして明日は、少し距離がありますが東京都の都議会議員選挙です。
風雲急を告げる日本にあり、首都東京の行く先を決める戦いです。みんなの党の同志の皆さんには是非頑張って頂きたいと思います。

さて、先日報道でもあった通り、いじめ自死の件で第三者調査委員会が作成した報告書の多くを黒塗りして、裁判所に提出していた問題で、大津市が裁判所から黒塗り理由の提示を求められた末、ようやく黒塗りを外して提出することになりました。


 大津市立中学2年の男子生徒(当時13歳)の自殺を巡り、遺族が市やいじめの加害者とされる同級生3人らに損害賠償を求めた訴訟で、黒塗り部分の大半を開示した資料を20日に地裁に提出すると発表した。当初は19日に提出予定だったが、資料が膨大だっため、予定がずれ込んだ。

毎日新聞・6月20日記事より)

 二〇一一年十月に大津市皇子山(おうじやま)中学校二年の男子生徒=当時(13)=が自殺したのはいじめが原因だとして、両親が市と、いじめたとされる同級生三人、その保護者に七千七百万円の損害賠償を求めた訴訟で、市は十九日、全校生徒へのアンケートや市が設けた第三者委がまとめた報告書などの証拠書類の黒塗りを外し、オープンにする形で二十日に大津地裁に提出すると発表した。
 市側によると、四月に地裁から全ての証拠書類の黒塗り部分を外して提出するよう求められていた。市側は類似事案が起きた際のことを考慮し、アンケートに協力した生徒が特定できる部分などを除いて全ての黒塗りを外した。

中日新聞・6月20日記事より)


「それなら最初から黒塗りを外して提出しろよ!」と申し上げたい。
最近は、情報公開請求をしていも、政策形成過程の事柄については核心部分については黒塗りがなされていたり、または協議録や議事録を取っていないとして情報公開請求をしても出せる資料がないとして何も資料が出てこないこともたくさんあります。
目片市長の時にはあまりそうしたことはなかったように思うのですが、特にこの半年くらいはそうした隠ぺいといっていいのか、情報不開示が多くあるように思えます。

越市長は、透明な市政を目指すのではなかったのでしょうか。
情報公開を積極的に行うのではなかったのでしょうか。

今回の黒塗り外しを契機に、越市長には初心に帰って、情報公開をしっかり行い、隠蔽体質に手を染めるのはやめて頂きたいと願います。



大津市議会議員 藤井哲也拝


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