「特別職報酬等審議委員」の募集がなされています!

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おはようございます!
滋賀県の大津市議会議員、藤井哲也です。

会派活動報告会がいよいよ明日に迫ってきました。
お申し込み不要ですので是非お越しくださいませ。
【参考】7月26日 会派活動報告会の詳細


さて先日も関連する記事を書きましたが、7月31日締切で「特別職報酬等審議会の委員」の公募が現在行われています。10人の委員の内、市民公募委員はたった2名だけですが、ぜひとも意識の高い、民間感覚を持った方に応募をして頂きたいと思います。
応募者の中から選考委員会によって2名が選ばれるとのことですが、その選考が恣意的でなく、シッカリと行われたかも情報公開請求等を通じて確認はしていきたいと思っています。
【参考】大津市特別職報酬等審議会公募委員募集要項(PDF)

と公募するのはいいのですが、以下気付いたこと。


● 開催時間について
 9月上旬から11月にかけて平日昼間に4回程度、審議会が開催されるとのことですが、本来は土日または平日であっても夜に実施すべきではないかと思います。
 民間感覚を特別職の報酬等審議に反映させることから公募委員が求められているはずですが、平日の昼間に時間が採れる人となると対象がかなり絞られてしまいます。しかも日程も未定ですので、働いている人であればその時に有給がとれるかどうかも分かりません。つまり、サラリーマンやパートアルバイトで働いている人の大半は実質的に今回の公募の対象外と言えます。
 また子育てパパ・ママについても、審議会開催の時間帯が未定であり、その時間に幼児・子どもを預けられるかどうかも分かりません。不確定要素が多くとても応募することはできないのではないでしょうか。
 そうなると比較的労働環境が緩い団体役員や年金生活者、もしくは学生に限られるように思います。これで果たして民間感覚からの意見が述べられるのか、甚だ疑問です。

● 公募人数について
 委員は10人以内で構成されるとのことですが、公募委員はたった2名です。
 学識経験者などは必要かもしれませんが、残りは市民団体や福祉関係団体などの団体推薦の方々です。活発な議論がなされることを期待するものですが、公募委員の比率をもう少し高めるべきではないかと思います。前回の報酬審議会委員の公募枠2名の方はとても活発に意見を為されていたのを私も会合に出席させて頂く中で理解しておりました。ただやはり2名というのは少ないなと思います。

● 公募委員の選考について
 前回も情報公開請求によって公募委員の選考に関して調査を行いましたが、各選考委員が応募者の応募書類をもとに点数化して選んでいたのを確認しています。確か前回は公募枠2名に対して2名か3名しか応募がなかったので問題なかったのですが、もし多くの応募者があった場合、厳正な選考が行われるのか私は疑問に感じています。
 これは報酬審議会に限った事ではありません。ほかの公募事案すべてについて言えることです。基本的には役所の言うことは、すべて疑いの目で見ていかねばならないと考えています。今回も公募委員の選考が適正だったかはシッカリと確認を行いたいと考えています。



以上、私なりに思うところはありますが、委員の選考がシッカリ行われたかは私自身が確認を行いますのでその点は安心して頂き、市長、副市長の給与や地域手当、または議員報酬や政務活動費について思いを持っておられる方に応募をして頂きたいと思います。

 
大津市議会議員 藤井哲也拝




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