9月議会一般質問の解説③「オープンデータの利用促進」

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おはようございます。
滋賀県の大津市議会議員、藤井哲也です。
9月議会の一般質問について3点目です。

大津市には現在、最高情報責任者(CIO)補佐官として非常に優秀なスタッフが在籍しています。来年度には現在、静岡県がやっておられるような(※1)、大津市が持つ基本的なデータのオープン化が為される予定で、私も素晴らしいことだと思っています。

今年8月29日に開催された「Code for Shiga/Biwako」のイベントは、クリエイターやプランナーが集い、オープンデータの活用成果を報告したものでした。(※2)
新しい価値を創出するものとして、こうしたアクションについて私は注目しています。

大津市に大切にして欲しいことは、単に「オープンデータを推進する」だけではなく、「オープンデータを使って新しい価値を創出しようとする人たちを応援する」ことです。

今回の一般質問では、この点を重視して質問(提案)を行いました。
特に大津市では産業振興施策として、「産業競争力強化法に基づく創業支援計画」が新たに国により認定されたこともあり(※3)、またこの秋にはかねてより提案してきた「大津草津地域クリエイティブ事業大賞」が実施されることもあります。(※4)
そうした支援制度を有効活用する中で、オープンデータを活用しようとするクリエイターの方々の支援を行うことができると考えています。

大津市からの答弁では、利用促進を図っていきたいという旨の答弁がありました。
滋賀県、いわんや大津市では こうしたクリエイターが集う場というもの自体が、これまでほとんどありませんでした。こうした方々が今後も大津に魅力を感じて、集まり続けて頂くために行政として真剣に考えて、支援に取り組んで頂きたいと思います。
「大津はダメだ」と思われてしまえば、そうした方はすぐに京都や大阪、草津などに流れてしまうと思います。せっかくの起業支援、産業振興のキッカケです。無駄にしないで欲しいと心から思います。

大津市議会議員 藤井哲也拝



【参考】
※1:「ふじのくにオープンデータカタログ」(静岡県HP)
※2:ブログ記事「大津もオープンデータシティへ!Code for Shiga / Biwakoに参加して。」
※3:「産業競争力強化法に基づく創業支援計画」(経済産業省HP)
※4:「大津草津地域クリエイティブ事業大賞」(ブログ記事)


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