一般質問解説④「茂呂治 前副市長のブログについて」

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おはようございます。
今朝は所属する、スポーツ・健康推進特別委員会が開催され、懸案の一つ滋賀県で9年後に開催予定の国体に向けた市内プールの整備に関する市長らに対する、「委員会 中間報告」のとりまとめをいたしました。
来週14日(水曜)の閉会日に、市長らに対して委員会として意見具申を行います。

さて今議会・一般質問の最後の質問項目は、前副市長が書いておられるブログ(大津通信)についてです。


【3問目:茂呂治 前副市長のブログについて】

○大津市への質問
昨年5月に退任された茂呂前副市長がブログ「大津通信」を本年8月16日に開設し、現在の心境などを記事にしたためアップされておられます。
越市長との意見の不一致から退任に至った経緯や越市長の資質に関するエピソードなど、議員ではうかがい知れない事柄も多く公開されており、ソーシャルメディアなどを通じて広く拡散され、私も含む多くの市民が驚きを持って市長の人となりを知るきっかけとなっています。
私が知る限り、茂呂前副市長は非常に常識人で、虚偽を書くような方ではないと思っております。また、そうした前副市長が市長選を半年後に控えたこの時期に書くということは、単に提言の域を超えて、私はもう一歩違う意味もあるのかなというふうに考えておりますけれども、かつて側近であった前副市長が書くブログ記事について、事実と異なる点があるなら反論を、市長自身省みる点があるならその弁を伺いたいと思います。

○大津市からの回答(市長答弁)
御質問のブログについてですが、御本人の思いや認識などを掲載されているものと考えております。内容は、私の認識とは異なり、また、実際の私の考えや思いとは違いますが、個人のブログでもございますので、逐一議会の場で言及するものではないと考えております。
私といたしましては、ブログの御意見も含めさまざまな御意見を賜りながら、市民の皆様のため市政推進に全力を傾注して職責を果たしていきたいと考えております。



茂呂氏は副市長在任期間(2年間)は短かったものの、ごみ処理施設の方針の抜本変更などで地元に対してご理解を得るため、粘り強く説明にあたられたり、また政治素人だった越市長の傳役としても重要な仕事をされてこられました。
実は私も幼少時 膳所に住んでいたころ、同じマンションに住んでおられて見知りしていたこともあり、親しみを感じています。

2年で副市長を辞するにあたり、もう少し続けて欲しかった思いはありましたが、当時の状況(教育長も健康問題と市長との確執で退任など)を思い返すと、いたしかたない部分もあったと思います。
また改めて「茂呂前副市長から、越市長への手紙(平成24年3月)」や、「茂呂副市長退任式 あいさつ文(平成24年5月)」を見ると、いろいろ考えるところがあります。

果たして今後の市政を憂慮した茂呂氏の思いは、越市長に届いているのでしょうか。
認識の不一致と言うことで自らを省みることをしなければ、円滑な市政運営は困難なままでしょうし、延いては将来の大津市に対する責任も担えないと思います。
一市民とは言え、前副市長が内情を赤裸々に吐露するのは、私は見たことがありません。(彦根市のように前市長が議員になっておられるケースはありますが)

なお当該ブログは、産経新聞さんが取り上げ、また書き込まれているコメントにはさらに突っ込んだ意見なども書かれています。大津市のことをよく知るためには、よい情報掲示板だと私は思います。
実際、市庁舎建て替え改修に向けた、合併特例債の期限のことなど、これまで知りえなかった情報なども知ることができました。議員活動を進める上でも大変参考になっています。


大津通信画面



大津市議会議員 藤井哲也拝







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