一般質問終わり疑念は深まる。

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 昨日で6月議会の一般質問が終わりました。
 私も質問の舞台に立ち4項目にわたって質問をさせて頂きました。

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 質問毎の詳細報告は追っていたしますが、全体として国道477号線の混雑解消対策について一定の前向きな答弁を得ることができ、学校選択制のあり方検討や、コミュニテイ・スクールによる地域一帯の学校教育環境の充実なども一定の進展がありました。良かったです。
 また企業局パワハラ案件についてはまずは事実確認を行いました。今後必要があれば追加の質問をしていきたいと思います。

 そして全体の約半分の時間を割いて質問をした、観光プロデューサー募集に関する官製談合疑惑については、ますます疑念が深まりました。
 あらためてブログにまとめたいと思いますが、昨年度までリクルートライフスタイルから900万円の予算で出向で大津市役所へ来ていた方が、本年度は自分で会社を立ち上げられて1200万円の予算で自らを出向させ引き続き同じ仕事に就いており、その選考過程に大いに問題があり(総務部もそれを認めている)、当該業者との癒着による官製談合の疑惑がもたれている件です。

大津市観光プロデューサー負担金

 それにしても高くないですか?月間100万円の報酬です。市長や教育長、公営企業管理者よりも高い経費を要しています。
 こうした多額の税金を要する人材採用において、産業観光部内の内輪で物事が決定され、そして議会にも知らされぬまま、予算議決前に選考が進められ、そして採用が決定され、いつのまにか4月から何事もなかったかのように(年間300万円アップで)働いています。
 私はこうした不正を絶対に許せないタイプです。
 いろいろと言い訳やとってつけた詭弁がなされますが、市民目線で考えてみて、明らかに問題があり、許してはならない問題だと思います!
  

 また本日、企業局より信じられない不正行為の報告を受けました。
 職員による刑事罰(公文書変造)に相当する行為です。

企業局不祥事28年6月

 いろいろヤヤコシイことが書いてありますが、簡単に言ってしまえば、「予定していた工事が間に合わないから、公文書を変造して勝手に違う箇所の工事を業者にさせた」というものです。
 前代未聞の事件といってもいいかもしれません。
 
 行政がやることは正しいという考えはこの際捨て去った方がいいと思います。
 観光プロデューサー募集に関する官製談合疑惑にしろ、企業局職員による公文書変造事件にしろ、あってはならないことが連発しています。
 行政の姿勢をあらためることができるのはまずは議会です。もしその議会が動かないのであれば、市民の皆様から選挙で審判が下されます。徹底して行政の不正を明らかにし、そして正常に戻させていく責務があると私は思います。


大津市議会議員 藤井哲也拝





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