2017/03/12
昨日は3・11。
1期目選挙の間近に起きたあの大震災を今も忘れません。亡くなられた方のご冥福をお祈りし、なお12万人もおられる避難者の皆さんにお見舞いを申し上げます。
今年は私の地元・大津市真野では地域あげての大変大きなイベントがあります。
今年で20周年目を迎える「ふれあい鯉のぼり祭り〈真野〉」というお祭りです。昨年に引き続き、イベント部門の実行委員長を務めさせて頂くことになり、実行委員のみなさんや各自治会、各種団体の皆様とともに鋭意準備を進めているところです。
今年は、約100匹の鯉のぼりが比良山を借景に見える真野川・荒木橋周辺での特別開催となります。10を超える模擬店やステージイベント、魚つかみ大会やフォトコンテストなど多彩な事業を実施します。近隣の皆様、4月22日はぜひ、真野へお越しください!
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さて次年度当初予算の審査を行う委員会WEEKも終わり、来週は条例案の審議と、予算常任委員会全体会、特別委員会の開催へ移ります。報道でも盛んに行われている職員人事給与構造改革の条例案審議も月曜日に総務常任委員会で行われる予定で、異例の職員組合を参考人として招致しての審議となります。
私は生活産業常任委員会の委員ですので、直接審議には関わりませんが、この条例案は私が提案者のようなものですので、注意深く見ていきたいと思います。
なお予算審議を通じて入手した予算設計のための積算根拠(業者からの見積書)を以下貼り付けます。いずれの内容も行政がやるとこんなにお金がかかるのかと驚愕します。民間企業でこんなにお金を無駄遣いする企業はよほどお金があまりまくっている企業です。
Cの「直接経費・間接原価」とDの「一般管理費」が異様に高いです。
A3 2つ折り8ページの冊子に、英語版は製作費と印刷代(1万部)で324万円!、日本語版は印刷代(1万部)で54万円!
※仮にプリントパックで印刷すれば、約半値の25万円程度で印刷できるようです。
委員会質疑では、「女性起業家プランコンテスト」や「大津市コワーキングスペース事業」では、目標とする成果指標や数値を確認しましたが、あいまいな状況です。
「実施すべきことに意義がある」ということかもしれませんが、事業の原資は税金です。公務員の持ち物ではありません。そのあたりの感覚がマヒしてしまっているように思います。目指す成果が達成できない場合は、関係者は腹を切るくらいの気持ちで取り組んでほしいと思います。
大津市議会議員 藤井哲也拝