地方独立行政法人「市立大津市民病院」創立。

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 少し前のことですが4月1日(土曜)に市議会が開会され、地方独立行政法人市立大津市民病院の設立に関する審議を行いました。

 大津市議会として土曜日に開催したのは、おそらく初めての事でした。
 お仕事をされている方にとって平日開催が一般的な現状、議会傍聴にお越しになるのは難しいと思いますが土曜日開催の議会なら少しはハードルが下がるように思いました。庁舎セキュリティの観点や職員人件費(休日出勤に該当する)の問題は要検討に思います。
 また、先日開催した会派報告会でもご意見を頂戴しましたが、かつて大津市議会が開催していた「議会報告会」については、議会・議員による議会活動評価を行うにあたって、改めてその必要性が議論されてもいいように思いました。
 
 
 さてその市立大津市民病院の独立行政法人化について。
 
 大津市民病院は、慢性的な赤字体質にありました。
 市民病院以外に、大津赤十字病院や滋賀医科大学付属病院などの代替医療施設もあるので、絶対的に市民病院がなければ地域医療が立ち行かないという環境にあると思うのですが、そうした環境にあって競争力が弱い、ひいては収益率が低くなるという状態は、早期に高いが必要でした。

 3年前の2014年2月議会で、私も市民病院の赤字体質の改善の必要を訴え、「民営化を含めたあり方検討の必要性」を訴えたこともありました。
 当時のブログ記事

 ちょうど私が質問した時期に病院内部でも、そうした議論が進められていて、今回の地方独立行政法人化に至ったわけですが、従来の枠に囚われない経営、人事ができることから、議会に示された約束(中期計画)が達成されるように、関係者の奮闘に期待したいと思います。
 また、京都府立病院などでも問題になっているように、コンプライアンスの問題は市民からの信頼を得るためには非常に重要です。地方独立行政法人、つまり市の外郭団体となったからには、直接的に議会との関係は薄くなりますが、不祥事が生じないように内部統制を十分に果たしていただきたいと思います。


(市議会に示された資料から抜粋)

 地方独立行政法人市立大津市民病院の中期計画


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 私が所属する消防分団は本年度、ポンプ操法大会の順番が回ってきます。
 3年前は私が選手として出場しましたが、今回は足のケガもあり、もっとパワフルな団員が出場します。大変さは十分に分かっているつもりですので、頑張ってサポートしたいと思います。
 



大津市議会議員 藤井哲也拝




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