神戸市議の政策チラシの架空発注の事案が報道され、本日辞職の意向が伝えられました。
　当然です。

　私は自分の活動報告書「藤井てつや活動報告書」を全て私費でデザインから印刷、配布を行っています。
　特に大変なのが配布です。
　折込にすれば１枚3.24円（１万枚なら3万2400円）もかかるので、できる限りポスティングや駅前配布するように努めていますが、それでもポスティングでは１時間で３００枚前後、駅前配布では１時間で２００枚前後がいいところです。
　私の場合、約２万円を使って１万枚を印刷し、２千枚を自力で配布して、残り８千枚は２万５千円くらいを自費負担で折込に出しています。年間４〜６号を発行しているので、活動報告書だけで毎年２０万円前後のポケットマネーが消えることになります。さらに年２回程度、後援会の皆様に郵送で活動報告書を配布させて頂いており、１回あたり１００円×３００人で３万円、２回で６万円を使います。
　できるだけコストを削減しようと、ポスティングや駅前配布を頑張ってはいるのですが、そうした配布活動が遠因となって膝を痛めて昨年度手術もしたこともあり、なかなか思ったようにポスティングができていない状況です。もちろん、それが偉いことだと思わないし、むしろ議員に期待される役割だと思い、なんとか頑張って私費でチラシ製作し、どうしても配りきれない部分は、もちろん政務活動費は使わずに私費で配っています。

　私自身が取り組んでいる活動報告書の配布状況ですが、これを踏まえて神戸市議の事例を見たときに、本当に許せない気持ちになります。
　チラシを政務活動費で作って、何十万枚も自分で配ったというのは、私からすれば明らかに虚偽だろうと思いますし、政務活動費で作ったチラシにもかかわらず配布できなかった大半を捨てるというのも言語道断。さらには架空発注疑惑が生じて、そもそも印刷していなかった可能性も指摘されています。

　地方議員に対する厳しい声は私にも届きます。正直なところ、今回の神戸市議と同様に思われることに本当に憤りを感じています。真面目に取り組んでいる（と思っている）議員も疑惑の目を向けられる昨今の状況を作り出している政治家は本当に許せません。
　政務活動費を後払いにすることなどの改善策を講じることで問題は解決に向かうのかもしれません。


　＊　＊　＊

　８月２４日。
　午前は、「若者の政治参画」について検討する会議に、会派を代表して出席しました。今回は選挙管理委員会と教育委員会と意見交換させていただき、小中学生に対する主権者教育の必要性について認識を深めました。終わり次第、葛川で開催されている市西北部７学区自治連合会の夏季懇談会に向かい、なんとか間に合いました。やはり大津湖西台や、市民センター統廃合などが話題となりました。




　８月２６日。
　午前は真野学区人権学習の集いに参加。講師は合計６回も北大津高校野球部を甲子園に連れて行った宮崎先生でした。青少年との接し方について、どうするのがより良いのかをリアルな話を伺う中で勉強することができました。
　午後からはこども園の納涼祭が開催されるのに際して、我が家が保護者会の役員に今年度当たっていることから、家内と協力し合いながら運営に協力しました。自民党真野支部のBBQ大会が同時刻から開催したため。段取りをつけて遅れての参加と成りました。支部の重鎮の皆様から、「優先順位を間違えたらアカン」とお叱りを頂戴しました。反省です。




　８月２７日。
　大津青年会議所の公益全体事業の１日です。朝イチで真野川河川愛護会（真野学区内の自治会輪番制）による真野川清掃活動で少しだけクリーン活動に参加した後、近江神宮に向かい大津青年会議所の活動に合流。どうしても予定が重なってしまうことが最近多く、前日に引き続き、地元からは「地元のことをほったらかしにして」ともお叱りを頂きました。地元最優先でいたいと思いますがどうしても外せない予定もあるので、自分自身もしっかり意識を高めていくとともに、事情をしっかりと地元の皆様に伝えていかねばならないと感じています。

　大津青年会議所の事業では、百人一首を用いた「競技かるたの聖地」である近江神宮で、百人一首内の大津にちなんだクイズを解いて回る「大津っ子ラリー」と「競技かるた大会」を実施しました。いっぱいの小学生が参加してくれて、先ほど大盛会で終えることができました。私も競技かるたを体験し、面白さを実感しました。明日から学校も始まるということで、もう夏も終わりが近づいてきています。夏の終わりに子供達が楽しんでくれて、いい思い出を作ってくれたとしたら、きっと大津の未来にとってもいいことだと思います。






　議員にならせて頂いて７年半が経とうとしています。おかげさまで多くのお知り合いが増え、そうした皆様と一緒に地域を良くするための活動にも取り組ませて頂いております。一方で、お声がけいただく事業や案件も多く、どの事案も重要なので優先付けは難しいところです。みなさんに納得していただけるように、期待して応援してくださっている方に応えられるように、努力していきたいと思います。


大津市議会議員　藤井テツ