解散総選挙近し。市議会は順調に議案審議すすむ。

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 いよいよ衆議院解散も近づいています。
 昨日は小池新党「希望の党」の結成宣言がなされました。与党が盤石の体制の中、野党がさらに割ると二大政党制はさらに遠ざかるように思います。政権選択を国民が出来るように、二大政党制は実現しなければならないと思っているので、現在の動きを見るとちょっと複雑な思いを抱きます。ただ、希望の党には、私がみんなの党在籍時に知り合わせて頂いた方も多く参画されるみたいで、党派は違えどそうした人間関係は今後も大切にしていこうと思います。まずはこの選挙、応援する方に勝って頂けるように私も頑張ります。

 大津市議会では9月通常会議が日程通り進んでいます。
 予算審査では、LINEアプリを使ったいじめ対策の試行導入や、一度は大幅に予算削減された「敬老祝い品事業」と「学校開放事業」が復活されるなど予算編成過程の不十分さが垣間見られる案件もあります。条例案審査でも、びわこ競輪場跡地にある公有財産を選定事業者に無償譲渡する議案も含まれています。
 昨年度決算の議案を除くものについては、いったん10月2日に採決となります。




 また先に行われた総務常任委員会では、「請願第6号 少なくとも責任ある避難計画が策定され、核廃棄物の最終処分場選定プロセスが開始されるまでは、大飯原発3、4号機の再稼働を行わないことを求める旨の意見書の提出を求めることに関する請願」について討論の上、反対しまして、その後は、議案第118号「大津市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定について」賛成。
 所管事務調査として、「新名神高速道路(大津~城陽)事業の現状と今後の見込みについて」は、今後の北陸新幹線の京田辺市付近への新駅構想を見据えた地域振興策について意見を述べ、「大津市役所庁舎整備の進捗状況」では検討の遅れが生じないように釘をさし、「働き方改革に向けた取り組み」については開庁時間見直しについて意見を述べ、「シェアリングエコノミーの推進」については、民民のシェアリングの難しさについて公共がどのように関わるのかを述べました。
 また総務部からの報告事項として「行政改革プランの取り組み成果」に対しては総括がなされていないことについて苦言を呈し、「事業レビューの実施」に対しては、施策面からの評価をどのように行おうとするのか、特に市民評価員の皆様にどのように総合計画や施策の説明を行うのかを質しました。
 政策調整部からの報告事項として「大津市総合戦略の進捗状況」に対しては事業が進捗しているのにKPIが伸びていないのはKPIと傘下にある事業が連動していない、つまり体系的に問題があるのではないかと指摘しました。大津市の総合計画実行計画にも言えるのですが、越さんになってから、総合計画や総合戦略が体系的に組み立てられていない印象を強く受けます。施策効果を考えず、思いつきで事業を企画しても、市民のためにもなりません。


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 秋分の日は、真野学区戦没者慰霊祭が厳粛に行われ来賓として出席し、真野出身の百名の御霊に哀悼の思いを捧げました。多くの犠牲者の上に現在の平和社会が築かれていることを肝に銘じたいと改めて思います。
 その後、大津市女性ビジネスプランコンテストのスタートアップイベントに出席。基調講演されたお二人のお話は結構良かったです。名称が誤解を生むのですが、男性も応募可能です。議会では誤解を招かないように「女性活躍応援ビジネスプランコンテスト」などに名称変更を提案したのですが結局、誤解を生む名称のまま。市長は頑固でした。



 この日は我が子の誕生日でした。少し遠出をしました。
 クマやライオンに餌をやったり、観覧車に乗ったり。家族みんなが笑顔で過ごすことができた。よかった。子供の成長は本当に嬉しいです。




大津市議会議員 藤井テツ






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