消費税増税に反対。

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こんにちは!
大津市議会議員の 藤井哲也 です。


先にトピックを数点。
● 「大津市議 藤井哲也通信 第8号」の制作が完了しました。印刷工程を経て新年10日頃から駅前にて配布します。
● 大津市長選挙が1月15日にスタートします。(1月22日が 投票日) 
 若い人の意見も政治行政につなげる機会です。投票に行きましょう!
● 公職選挙法によって、年賀状を有権者へ出すことが禁じられています。
 お世話になった皆様へ新年のご挨拶ができないのは心苦しいですが、何とぞご理解賜れますよう お願い申し上げます。

さて、本年も残すところ2日となりました。ビジネスの方は26日で仕事納めとなりましたが、いろいろとやることがあり 昨日ようやく本年のビジネスの仕事も終りました。政治家にとって税金を頂いて、①市役所の行政監視や、②課題・問題、政策提言を情報公開すること、そして ③条例制定 の権利を頂いておりますので、休みはないと認識しておりますが、年末は一つの節目であります。
「竹に節ありて強し」という言葉を昔から好んでおりまして事ある節目ごとに申し上げています。仕事納めはありませんが、一応本日で本年の御用納めにしようと思っています。
とはいいながら、今日も午後から市民相談と政治関係で人に会う約束があります。まだまだがんばりが足りていないと思いますので、がんばるしかありません!


ところで、「消費税増税」の論議がここ1週間で本格化してきました。
財務省が主導する早期の消費税増税を推し進めようとする野田・民主党内閣。
2014年に8%へ増税し、2015年には10%へ再増税するというプランが固まりつつあります。
2009年の総選挙の時のマニフェストでは今後4年間、消費税増税はしないと述べていましたのは、政治を意識していなかった私の記憶にもまだまだ鮮明に残っており、その4年が経過する2014年から一気に増税していくというのはなるほどと思います。景気が悪くなれば増税を停止する「景気条項」をつけたり、低所得者への税金控除を含めた政策にするのは一つの考え方と思います。

しかし、ちょっと考えてみると、消費税増税をすれば税収が増えるのかと言えば、逆に消費が落ち込む恐れもあります。(参考で言えば1997年に消費税が5%になって以降、税収が1997年を上回ったことは一度もありません。) デフレ脱却、円高対策をとることが優先されるべきで、そうした経済政策がまだ不十分で経済も低迷している中で増税すれば、より安いモノに消費者は流れてしまうかもしれません。さらなるデフレ、企業利益圧迫、そして雇用の減少と消費の減少につながるはずです。

そして何よりも、民主党マニフェストにも掲げていた、「公務員の人件費2割カット」や、「国家公務員数のカット」といった やろうと思えば実行できる公約は “やるフリだけ”している状況です。
これら公務員の安定した処遇を維持せんがためともとれる消費税増税は、国民に負担を押し付けるものであり、到底許されるものでありません!期待外れと言うよりも公約違反です。

公務員の給料を下げると消費が減るとする人もいますが、公務員の消費性向は低いので、それならば公務員の給料や人員を大幅にカットして、消費性向が高い低所得者に税金を分配するほうがまだマシです。
また公務員人件費が減ることによって公共サービスが低下すると言うのは脅しに近いもので、大阪では公共サービスが低下したと聞いたことはありません。結局、仕事をやっていない公務員が多数存在しており、そうした人たちはカットしても何も公共サービスの質、量には関係しないのではないでしょうか。


みんなの党は、消費税増税反対、経済成長による増収 を2009年の結党時から延々述べてきました。
私もそうした考え(アジェンダ)に大賛成で、一市民として、一企業経営者として、いま消費税を上げてしまえば国民生活は更に悪化し経済へのダメージは更に大きくなると信じます。
「消費税増税の前にやる事がある!」と口を酸っぱくして述べる みんなの党の渡辺よしみ代表 の言は正しいはずです。公務員給与カット、国会議員カット、政治主導による金融政策、新産業の育成 などなど、やろうと思えばできることばかりです。

民主党には辺野古基地移設の問題や尖閣沖の問題などで、国家安全保障の観点からすでに見切っていましたが、いよいよ今年は 経済政策・社会保障の面でも失望感が深まりました。
来年は6月~10月の間に総選挙があると、みんなの党 江田幹事長が述べています。
次の総選挙は、これまでの選挙とは重要性が全く異なるものになるのは国民は感じているところです。

私としては国政にモノ申せる立場にありませんが、所属している みんなの党は「消費税増税に反対」の立場であります。(ちなみに自民党も増税賛成)
来たる総選挙で みんなの党の獲得議席が増えれば増えるだけ、消費税増税に頼らない財政再建、金融政策に近づきます。来年は みんなの党にとっても非常に重要な年になるはずです。そして私も滋賀県でみんなの党の存在感が高まるよう、議員活動、政治活動とも一層奮励していく所存です。


さて本年も残り2日。
やり残しのないよう過ごします。




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